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Back to The 80s

079/Tears For Fears/Shout


A面:Shout
作詞作曲プロデュース:OrZabal/Stanley/Chris Hughes
B面:The Big Chair
作詞作曲プロデュース:OrZabal/Ian Stanley
発売:1984
収録アルバム:Songs From The Big Chair(邦題:シャウト)

当時はスズキ・カルタスのTVCMでした。最近ではミネラル・ウォーターの宣伝に使用されていたりして、洋楽を聴かない人にも耳馴染みの曲かもしれませんね〜。

「シャウト」という言葉から連想される激しさ、躍動感を、全く裏切るこの重さ、暗さ(^^;)。彼らの歌声はソウルフルでありながら、従来のソウルが持つ汗臭さや、泥臭さは一切感じられず、またそこが当時イギリスを中心に興っていたブルー・アイド・ソウルの一つの魅力でもありました。彼らの歌声は、広大な北の海や、どこまでも続く深く雲の垂れ込めた空を連想させ、シンセ系のポップスにありがちな薄っぺらさではなく、より深い精神性を感じさせてくれました。

彼らのバンド名の由来はアーサー・ジェノブの著書『プライマル・スクリーム』の「恐怖の代わりに涙を」という一節から。グループは13歳の時に出会ったローランド・オーザバルとカート・スミスによって結成されました。彼らは1981年に「悩める子供達」という曲でデビューし、デビューアルバム『チェンジ』が全英で高い評価に。ここで紹介している「シャウト」はセカンド・アルバム『Songs From The Big Chair』からのカット。(アルバム名は『シビル』という多重人格障害者を描いたTVドラマから。彼女が唯一心安らげた場所(ビッグチェア)がこのB面の曲のテーマにもなっています。)この「シャウト」のビデオクリップが流されると同時に全英だけではなく、世界中で彼らの人気は沸騰しましたよね。