
| Anekdoten |
■ Vemod Anekdotenは1991年に結成されたクリムゾンのコピーバンドKing Edwardがオリジナルを演奏し始めて改名した、というのがバンドの成り立ちだそうです。Anekdotenというのは逸話のことです。 本作の邦題は「暗鬱」。デビュー当時は国内では無名に等しかったのですが、っていうか、この手のバンドは大方無名ですがね(笑)、1995年にディスクユニオンがアルカンジェロ・レーヴェルから本アルバムを発売し、プログレ誌においてど派手なプロモーションを行ったために、マニアな人たちの間で、か細くブレイクしました。 クリムゾン譲りの硬派な音を維持していて、しかも、録音も、わざと荒削りにしているという凝りようで、90年代のバンドだと思えないような迫力があります。本家を超える若さが感じられます。 カレリア、老人と海の息もつかせぬ展開はまさに圧巻。日本盤CDには10分を超えるボーナス・トラック「サッド・レイン」が収録されていて、これがまた、鍵盤ファン涙モノの究極のメロトロン・サウンドなんですよ"^_^" 2作。その後、ミニ・ライブと2枚組みライブが国内発売されている。音は粗削りで極めて重い。録音の状態も作為的なものかどうかは知らないがかなり悪い。しかし、楽曲には狂気と哀愁が同居した強力なオリジナリティーがあり、演奏ではロックのスピリットがビシビシと伝わってくる。「Book of hours」の美しさは感涙モノ。 (2007.11) |