Allan Holdsworth

■ Velvet darkness

 ホールズワースのギターは、ソロでもグループの中でも全く変わることのない不思議な音を出しますよね。クロマチックの独創的な解釈と特異なインターバルによるフレージングの面白さによるところが大きいのだろうと思うのですが、ああいうフレーズがうねうねと弾きこなせるというのは、やはり、手がデカイからですかね。

 ソフツやUKでの演奏やヤンス・ヨハンソンうあジャン・リュック・ポンティとのバトルも面白いけれども、彼のウネウネとしたメカニカルなフレーズをリラックスして極めて自然体で演奏することに成功しているのはこのヴェルヴェット・ダークネスではないかと思います。っていうか、ソロアルバムですし、当然といえば当然なのですが。

 タイトル曲のソロ、続くカージー・キーにイントロに見せる超絶早弾のスリリングなこと。よっ、職人!おみごと!っていう感じの音楽ですね。(2007.11)