Amon Düül II

■ Carnival in Babylon

 昔は許容範囲外だったけれども数年後或いは十数年後に聴き返してみると、印象が良くなっていたり、まぁ、聴けなくはないかということになっていたりというアルバムは結構あるものですよね。

 アモンデュールIIのバビロンのカーニバルはアモンデュールや同IIの中では一押しできるものではないようで、秀逸なアルバムの谷間に当たる時期のアルバムであってポップ化したものとの評判なのですが、買った当初は、何だか酷く稚拙な演奏をするグループだし録音状態も悪いし、何だこれは・・・という印象でした。

 これを2000年頃に聴き返してみた時には、ブルース・ルーツの1972年のアマもプロもトータルした平均的ロック・ミュージックの音という印象でしたね。・・・ギリギリ良く評価をするならば、音の空間、エコーのかかり具合など、メジャー所では1971年に出たスコーピオンズの1stに共通するサイケ感覚が少々感じられなくもないので、当時のドイツでは、こういう音が結構流行だったのかも知れないなぁ、という印象でした。何故ジャーマンロックにおいて極めて重要なアーチストなのか、という点については皆目不明ながら、個人的に、酷評を与えていたバンドだったので、若干評価は和らいだかなぁという状況でした。

 さて、2007年、改めて聴きかえしてみましたが、まぁ、そんな感じですね^^; (2007.11)