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Kerry Livgren

 ケリー・リヴグレンはカンサス初期の大曲の殆ど全てを書いている主要メンバー。一時バンドを抜け、ADを結成、その後ソロ名義で数作を発表している。彼の録音のベストは、カンサス在籍中に発表されたシード・オブ・チェンジである。このアルバムは、ロニー・ジェームズ・ディオ等そうそうたる顔ぶれで吹き込まれており、収録された楽曲も火の打ち所が無い。反面、AD以降のケリー・リヴグレンの音は、一部を除いてnumavoxによる自己制作的色彩の濃い録音であり、概してリラックス・ムードであって、クラシック・カンサス時代に見せた圧倒的緻密さとは乖離した内省的な音という印象である。そんな中、「Art of the state」はアルバムとしての完成度が圧倒的に高い一枚である。以下、彼のソロ作品を順に紹介する。(2003.11)
Seed Of Change
収録曲 1.Just one way(5:45) 2.Mask of the great deceiver(7:36) 3.How can you live(4:13) 4.Whiskey seed(5:37) 5.To live for the king(4:58) 6.Down to the core(5:20) 7.Ground zero(8:36)
1980年

 カーシュナー・レーベル時代に発売されたKansasメンバーによるソロアルバムのうちの1枚。初期の大作の殆ど全てを作曲しているケリー・リヴグレンのソロだけあってさすがに密度の濃いアルバムである。タイトルの意味は変種であるが、何故か邦題は闇の支配者であった。
 ソロアルバムということもあり、曲によりメンバーの構成は異なる。Kansasからは、ロビー・スタインハート、フィル・イーハート、スティーヴ・ウォルシュが参加しており、このほかメジャーなところではジェスロタルのドラマー、バリモア・バーロウ、アトランタ・リズム・セクションのベーシスト、ポール・ゴッダード、アンプロージアのボーカリスト、デビッド・パック、そして、レインボウを抜けてサバスに加わる直前のロニー・ジェイムス・ディオなどが参加している。
 ディオの歌は、2曲目Mask of the great deceiverと5曲目(発売当時LPではB面1曲目だった。)のTo live for the kingで聴くことが出来る。ディストーションの目一杯にかかったギターが突っ走ってない清楚なオーケストレーションの中にフィーチャーされたディオのヴォーカルというのもなかなか良いものである。4曲目Whiskey seedではケリー・リヴグレン自身がヴォーカルをとっている。ジャケット裏面の収録曲のパーソネル欄には、Kerry("Mississippi Willie")Livgrenとクレジットされている。祖先は何も見えないのに目が4つあったらしい。・・・なんていうギャグは映画狂じゃなきゃわかんないかもしれないけど、彼は生まれも育ちもカンサスながら祖先はミシシッピ出身らしいのである。終曲Ground zeroは、Kansasファン、Livgrenファンにとって最も重要な位置を占める曲だ。解りやすくツボを押さえて構成された楽曲、ピアノとストリングスをバックに繊細に歌い上げ、緩急静動を繰り返しつつじわじわと盛り上げ、最後は一気に感動の一代フィナーレというヤツである。Livgrenの楽曲はこうあらねばならない、というか、「お願いですからこういう曲を作ってください。」と跪きたくなるほどに完璧なアレンジが施されている。曲の頭から4分辺りの部分、ストリングスを経て短いギターソロへ至る辺りの流れなんて鳥肌モノである。
 このアルバム以降のケリー・リヴグレン氏のソロ・ワークは、時折Kansasのギグに姿を現している様子が海外サイトからとどくものの、リリースされるCDは割と趣味的なものというか当時の音からは遠ざかっているように思われる。 (1999.4)
Time Line/Kerry Livgren
収録曲 1.Time line(4:04) 2.Tonight(4:52) 3.Make or break it(3:48) 4.Take us to the water(4:27) 5.Beyond the pale(3:33) 6.New age blues(3:54) 7.Slow motion suicide(4:46) 8.High on the hill(3:51) 9.Life undercover(3:26) 10.Welcome to the war(5:10) 11.Interview with Kerry Livgren(24:08)
1984年

 1980年台中期は、ポップス全盛期であった。ホール・アンド・オーツ、シンディー・ローパー、デュラン・デュラン、トンプソン・ツィンズなどなど、懐かしい名前を挙げればきりがない。ハード・ロックとプログレとの境界にいたトト、ジャーニー、サヴァイヴァー、スティックスもこの頃にヒットを放ち、エイジアの登場、イエスの980125による再起も当時である。
 ケリー・リヴグレンは1983年にベース奏者デイブ・ホープと共にカンサスを脱退してADを結成し、CBSから本作を発表した。本作も上記時代背景に沿った、すなわち、メロディアスでポップなサビ、エフェクトをかけスネアを強調した強力なドラムによるダンスビートを用いた音作りがなされている。
 80年代ポップスとkansasサウンドの融合である。
 マイケル・グリーソンやウォーレン・ハムの声質もスティーヴ・ウォルシュの全盛期かセヴンス・ワンのジョセフ・ウイリアムスかといった伸びのあるもので、当時の混沌としていたKansasサウンドを払拭してくれる元気が感じられる。
 Slow motion suicideやHigh on a hillに見られるキーボードを中心にしたアンサンブルは、往年のKansasを彷彿とさせるものがある。
 Kerry Livgren氏は、スティーヴ・ウォルシュが音楽的方向性の違いによりKansasを脱退したこと、ジョン・エレファンテの加入により、Kansasがこれまでと全く異なる音楽的方向性を持ってしまったことなどの種々のフィルターを通し、Kansasと自らの方向性について悩んだ末、本アルバムの制作を通して良い人間関係が構築され、仕事に喜びが見出せたことからKansasの脱退を決意した旨述べているように(Kerry Livgren Interview with Don Palmer斜め読み(^^ゞによる)、本アルバム以降もコンスタントにアルバム制作を続けている。そして、その音は、1970年代にKerry Livgren氏が作り上げた大仰な楽曲とは一線を画しつつも、常に、新たな試みを加えて前進しているのである。
(1999.10)
Art of the State/Kerry Livgren
収録曲 1.All creation sings(4:24) 2.We are the men(4:43) 3.Lead me to reason(3:58) 4.The only way to have a friend(4:16) 5.Games of chance(4:18) 6.The fury(5:35) 7.Progress(4:41) 8.Heartland(3:43) 9.Zion(3:25) 10.Up from the wasteland(4:26)
1985年録音

 日本では、少なくともマスコミ経由によっては、マイナーレーベルのアーチストの情報は殆ど入ってこない。インディペンデント・レーベルともなると、それは皆無に等しい。このことは、LeftovertureやPoint of know returnで一世風靡したKansasとて同じであって、Kerry Livgren脱退後の彼の消息は、つい最近になるまで全く判らなかったのである。ここ数年間のインターネットの普及によって、余計なメディアのフィルターを経ずして直接、アーチストの情報がキャッチできるようになったことから、Kerry Livgrenが比較的コンスタントにアルバムを制作していたことが判った。どうも、AD結成当初は契約上のトラブルがあり、グループ存続が困難であったようである。
 本アルバムArt of Stateは丁度その頃、1985年の録音であるから、当時発売されたのかどうかはわからないが、ごく最近になってCDで入手できるようになった。NumavoxのNo.はWhen things get electricに続く0002である。録音の時期からするとTime Lineに続くものである。音の方は、音数を抑制し空間的広がりを感じさせるものであり、前作までの変化を更に一歩推し進めたものである。特に、We are the manやプログレスに見られる強力なリズムの上で遊び心一杯に散りばめられる東洋ないし中近東的音階からは、新しいプログレ臭が一杯に醸し出されている。
 CD表面にHeartlandとZionが何れも「8」と表記されているあたりは、さすがにインディペンデントらしい(笑)。 (1999.10)
AD Live/Kerry Livgren
収録曲 1.Take us to the water(5:22) 2.Heartland(3:51) 3.Intros/We are the men(6:20) 4.Lead me to reason(4:41) 5.Tonight(5:30) 6.Progress(4:33) 7.Keyboard solos/Kerry and Mike(4:55) 8.Time line(3:59) 9.The only way to have a friend(5:38) 10.Zion(3:44) 11.New age blues(7:25) 12.Encore-T.G.B.(10:10)
1985年録音 1998年発売

 ケリー・リヴグレンは、初期のカンサスやADがライヴ音源を残していなかったことをずっと後悔していたが、ある日、当時のエンジニアからADの音源を持っている旨のE−Mailが届いた。これを契機に発売されることとなったのが、ミネアポリス等における1985年のこのライヴである。
 曲の方は、このサイトのディスコグラフィーを参照頂ければ明らかなとおり、ほとんどすべてがTime lineとArt of the stateからの選曲となっている。終曲T.G.B.がスタジオ録音されたのは1988年のプライム・ムーヴァーであったが、ライヴではずっと演奏されていたということだろう。T.G.B.は、テキサス・ゴスペル・ブルースの略。
 キーボード・ソロやギター・ソロが聴けるのも、ライヴならではである。ギター・ソロの構成は、レズリー・ウエストを想起させる。
 演奏、録音とも粗いが、当時のライヴ模様が率直に伝わってくる。こういったアルバムは、最近流行りの加工され尽くしたライヴ・アルバムに比べればずっと価値があると思う。 (1999.10)
Reconstructions(Reconstructed)/Kerry Livgren
収録曲 1.One golden thread(5:08) 2.Walking the wire(3:47) 3.We draw the line(3:46) 4.No standing(4:02) 5.All in time(3:57) 6.Exiles(4:18) 7.Life of crime(4:23) 8.You are the distance(4:10) 9.All fall down(4:50) 10.Highway to the heart(3:49) 11.Free fire zone(4:43) 12.Bright star(5:43)
1986年

 AD誕生以来、Michael Gleason(vo,key),Kerry Livgren(g,key,b,dr),Dennis Holt(dr),Dave Hope(b)というラインナップは変わらず、このアルバムで初めて、Michael Gleasonとともにリードヴォーカルを担当していたWarren Hamが抜けている。このアルバムは、1985年のオリジナルレコーディングに加え、CD発売に当たり1996年から1997年にかけて、ケリー・リヴグレンがリマスター等を行ったものである。
 曲調は、冒頭のOne golden threadから、明らかに、ポップス路線まっしぐらである。デイヴ・ホープのダンサブルなベースラインっていうのも、なかなかイカシているが、若干感慨深い。チョッパーでビキビキに演ってくれればもっと吹っ切れたのにね。プログレ色は、後半11曲目以降のキーボードの音色に微かに残っている程度であるが、逆にプログレを求めなければ、かなり音抜けの良いパワー漲るアルバムだ。ヴォーカルを変えてキーボードを強調すればレベッカにだってなれたかもしれない。
 若干地味な若しくは熟年味の感じられる渋い色合いのカヴァーは、ケリー・リヴグレン自身がペットのマックで描いたものとのこと(^^ゞ 若干、表情がオマヌな感じがしないでもないが、グラデーションにロゴを貼りつけ漆喰フィルターをかけて、切り抜き写真に影をつけ、レイヤーでその貼りつけ位置を調整するという工程が具間見えて微笑ましい。こういうのを見ると、ケリー・リヴグレン氏のパソ・オタク度が行くところまで行ってくれることを望んでやまない。 (1999.10)
One of Several Possible Musiks/Kerry Livgren
収録曲 1.Ancient wing(4:28) 2.And I saw,as it were...konelrad(4:57) 3.Colonnade gardens(4:10) 4.In the sides of the north(4:26) 5.Alenna in the sun(4:23) 6.Tannin danse(3:37) 7.The far country(3:46) 8.Diaspora(3:36) 9.A fistful of drachma(4:11) 10.Tenth of nisan(4:46) 11.Eerie Cove(4:04)*
1989年録音・発売(*は1996年録音)

 遂に出た!期待度120%のオール・インストルメンタル一代シンフォニック・アルバムである。期待度を180%くらいに高めて聴いても外さないと思う。第一印象はかなり地味だが、それは飽くまでも第一印象に過ぎない。Kansasにおけるオーケストレーションを想像するから、方法論のギャップに感覚が動転しているだけなのだ。楽曲そのもの又は楽器の構成が他のアルバムと乖離しているなどといったことは全くないのが、聴いた印象は不思議と異質である。Jeff Beckの70年代後半のサウンドとOzric Tentaclesの中間、というと幅がありすぎるかもしれないが、音のセンスとしてはそういうところだ。良く聴きこむに連れ耳に馴染んでくると、このアルバムの底知れない奥深さ、美しさが明らかとなる。
 「...of several possible ムズイーク」の言葉遊びも面白い。Point of know returnが思い出される。ケリー・リヴグレンはユーモア・ページなんかをやっているように(こちらの方は、ちょっと、理解不能の部分があるが(^^ゞ)、こういったところにも凝る人のようである。
 このアルバムでは、作曲、演奏、プロデュースの全てをケリー・リヴグレンが一人で行っている。この他のデータについては不明ながら、このアルバムが、何らかのアワードで、インストルメンタル・アルバム部門の賞を取ったという記事を見た記憶がある。このあたりについては今ちょっと記憶が定かではないので、原典を思い出した時に書くことにする。 (1999.10)
When Things Get Electric/Kerry Livgren
収録曲 1.Prelude:When things get electric(0:55) 2.When things get electric(5:14) 3.Turn on the lights(4:25) 4.Two thousand down(4:47) 5.Smoke is rising(4:55) 6.Throw me down(5:04) 7.One dark world(5:20) 8.No holds barred(4:33) 9.Sweet child(4:40) 10.A hero's canticle(4:44) 11.Racing away(4:22) 12.Like a whisper(4:48) 13.Xylon(the tree)(5:54)
1995年

 ちょっとハスキーな伸びのあるヴォーカル、奥行きのあるオーヴァー・ドライヴ・ギター、厚みのあるコーラス、ストレートに8ビートを刻むドラムス。When things get electricは、ブルースを基調とする典型的なアメリカン・ハード・ロック・アルバムである。
 ジョージアのピーチ・スタジオで録音したものを、カンザスのグランディージン・スタジオで録り直したものとのことであり、アルバム・カヴァーにクレジットされている「Kerry Livgren and The Corps de Pneuma」の「The Corps de Pneuma」が参加ミュージシャンを指している。空気(or休止,息継ぎ?)の軍団。何を考えてこのような名前をつけたのかは定かではない。
 録音メンバーを見ると、Kerry Livgren(g,key,b,dr),Creig Kew(b),Chris Kearney(dr),David Ragsdale(vln),Darren Rogers(lead vo),Jason Beddoe(lead vo)となっている。ツイン・ヴォーカルにヴァイオリンとくるとポスト・カンサス・ワークかという気さえする。収録曲の静と動の配分も、これまでのソロ・ワークに比較すればKansas寄りだ。
 さて、Prelude〜When things get electricは逸品である。いかにも南部らしい気だるい雰囲気で始まり、ミディアム・テンポに渋く展開、ケリーとラグズデイルのハイテンションなチェンジに至る流れは最高にスリリングである。 (1999.10)
Odyssey into the Minds Eye(original soundtrack)/Kerry Livgren
収録曲 1.Oceanic celebration(4:29) 2.Unstoppable(3:59) 3.Out of step(4:28) 4.The traveler(4:20) 5.Volatile planet(3:03) 6.The empowering(3:25) 7.Utopian dream(4:43) 8.Credence lent(7:24) 9.One dark world(5:23) 10.The empowering(3:32) 11.Aspen moon(3:42) 12.Liquidity(3:57) 13.Intelligent life(6:12) 14.The traveler(6:33)
1997年

 本作は、コンピューター・アニメーション・シリーズ「マインド・アイ」のサウンド・トラックの一つである。下の写真1は「The Mind's Eye」、2は本作、3は「The Gate to the Mind's Eye」、4は「Beyond The Mind's Eye」である。
video  サウンド・トラックも、3はトーマス・ドルビー、4はヤン・ハマーが手がけている。VHS,LD,DVDのメディアで発売されているようなので、興味のある方はMind's Eyeのページを見てみると良い。購入は、アマゾンの方が若干お得である(^^ゞ。
 さて、本作、Odyssey into the Minds Eye(original soundtrack)であるが、これは、When things get electricに収録されていた9曲目のOne dark worldを除き、すべて、サウンド・トラックのためのオリジナル曲である。サウンド・トラックということもあり、曲単独で聴くと、所々、あっと思うような奇妙な展開を見せる部分があるが、きっと必然的な情景描写なのだろうと思う。それぞれの曲はコンパクトなのだが、アルバム全体を通して見れば、Kerry Livgrenのシンフォニックな部分が前面に出た構成となっている。 (1999.10)
Prime Mover II/Kerry Livgren
収録曲 1.Out of opus(1:01) 2.Portrait II(5:50) 3.Don't pass me by(4:49) 4.Fathers and sons(3:58) 5.Incantos(3:54) 6.I'll follow you(4:48) 7.Fair exchange(6:09) 8.New kind of love(4:02) 9.Brave hearts(5:37) 10.Wandering spirit(4:12) 11.One more song(4:16) 12.Item 89(4:24) 13.Children of the shadows(4:53) 14.T.G.B.(6:08)
1988年録音 1998年発売

 プライム・ムーヴァーは、そもそも1998年にスパロウ・レコーズから発売されたADのアルバムであった。今回、ケリー・リヴグレンは、当該オリジナル・レコーディングに当時完成に至らなかった曲を含め新たに数曲を加え、他の曲についても部分的に録り直すなどしてアルバムを完成させた。これが、プライム・ムーヴァーIIである。
 オリジナルのプライム・ムーヴァーについては未入手・未聴のため、現段階でコメントできないが、IIのメンバーは、Kerry Livgren(g,key,dr,b),Warren Ham(vo,harmonica,woodwinds)とクレジットされているので、殆どのパートが録りなおされたものだと推定される。
 1曲目のアウト・オブ・オーパスは、ポートレートの中間部がベースとなったバロック調の曲。続くポートレイトIIは、お馴染みのKansas/Point of know returnに収録されていた曲である。カンサスの演奏に比べると、リズムが少し引っ込み、弦を強調したクラシカルなアレンジとなっている。この2曲を聴いて、これは、久々に一代シンフォニック・アルバムの登場か!と期待を極限に高めてしまったが、以降、ハード、ポップスのほか、ジェスロタルのようなトラッド調の曲など、バラエティーに富んだ楽曲が並ぶ。Kansas/Vinyl Confessionに収められたフェア・エクスチェンジが録り直され新たに収録されたところもカンサス・ファンにとっては外せないところである。
 収録された楽曲のクオリティーは高いが、アルバムとしてのクオリティーがどうかというと、少しだけ辛口になってしまう。器用貧乏に陥っているように思うのだ。ケリー・リヴグレンのシンフォニックな楽曲のファンとしては、いずれかに方向性を定めて欲しいと思うのである。 (1999.10)


Kansas
Steve Walsh
Robby Steinhardt