
| Big Elf |
■ Closer to Doom これが90年代の、しかも、アメリカのバンドか?と、いきなりハイテンションでズリズリに始まる冒頭のチェンジに吃驚させられる70年代サウンド。 へヴィーさとノイズ交じりの録音の状態はアネクドテンを想起させる。機材、曲想、風貌等々、すべてが古めかしいのだが、その圧倒的なパワーに力ずくで彼らの世界に引き込まれてしまう。オルガンとメロトロンを前面にギター、ベース、ドラムスの猛烈な音の塊とルーシー・イン・ザ・スカイのジョン・レノンのようなサイケなヴォーカルが織り成す音世界。 70年代のハードロックとの決定的な違いは、音の密度だろう。インダストリアル系のテクノなんかのフィルターを通過して初めて成し得た音圧という感じだ。写真のアルバムは1997年発売のもの。6曲入りのミニアルバムにデモ音源、LIVE音源等を追加しアルバム仕立てにして発売されたものである。現在、他にMoney Machine等2つの音源が発売されている模様だ。 (2002.09) |