Bill Bruford

■ Feels good to me

 ビル・ブラッフォードは、プログレ界では神格化された存在です。初期のイエスにおける彼の微妙にジャズ・フィーリングなスネアの音と、やはり初期のクリムゾンにおける微妙にパーカッション駆使し、そして、一貫して刻み続ける変則リズムに魅せられたファンがたくさんいるからなんですね〜。

 ジャズ・ドラマーとしてはどうかといえば、スイングしないドラムスが聴きたければスティブ・ガッドを聴くことをお薦めしますとだけ言っておきます(^^ゞ

 さて、ブラッフォードは多数のリーダー作を発表していますが、このアルバムは、1977年に発売された、初期の傑作です。ハットフィールド&ザ・ノ−スのデイヴ・スチュワート(key)の全面参加によって作られた本作は、リズムの面白みだけではなく全体にプログレ・アルバムとしての完成度が極めて高いものとなっています。冒頭のBeelzebubの急速調&変拍子のテンションにまず圧倒され、アネット・ピーコックのヴォーカルに癒され、さらに、アラン・ホールズワース(g)、ジェフ・バーリン(b)らの参加により、インストモノとしてもかなりクオリティの高い仕上がりとなっています。 (2007.11)